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パリ・オペラ座バレエ団とパリ・コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽・舞踊学校)
バレエピアニスト 辻德子さんインタビュー

今回は、パリ・オペラ座バレエ団とパリ・コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽・舞踊学校)でバレエピアニストをしている辻德子さんにインタビューしました。

聞き手:松永麻衣子

Q.ピアノを始めたのは何歳からですか?

 

A. 兄のピアノ教室について行った2歳半の時からです。
中学卒業後、16歳で単身フランスに留学し、パリ・コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽・舞踊学校)のピアノ科に入学しました。

ピアノ科在籍中に副科のダンス伴奏クラスを受講して以来、バレエ伴奏に興味が湧きました。

 

 

Q.バレエの伴奏を仕事として始めるきっかけは?

 

A. 8年前にパリ・コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽・舞踊学校)にて代理でクラスで伴奏したのが初めてでした。
現在は、ジル・イゾアール先生の最終学年の男子クラスを担当しています。
クラス伴奏、試験や公演の伴奏など色々な場面で弾いています。

©Manabu Matsunsga

 

 

Q.パリ・オペラ座のピアニストになりたいと思ったきっかけは?

 

A. パリ・コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽・舞踊学校)で伴奏を始めた時に、パリ・オペラ座の元エトワールのジャン=ギョーム・バール先生のクラスを担当しました。クラスレッスンはもちろん、レパートリークラスで先生が見本を見せる度にため息が出るような美しさだったんです。それに合わせて弾くのが毎回幸せでした。バール先生がコンセルヴァトワールを辞める時に、先生はパリ・オペラ座で教えていたのも知っていたので、いつかオペラ座で一緒に働きたい、と強く思いました。

その後、2019年よりパリ・オペラ座の公式伴奏者になりました。
2017年から既に契約伴奏者として働いていました。当時、二山治雄さんがパリ・オペラ座契約ダンサーで、レッスン後によく音楽の相談などをさせてもらっていました。藤井美帆さんも、パリ・オペラ座で働き始めた頃からいつも優しく声を掛けて下さって、心強かったです。

 

 

Q.クラスレッスンでの選曲はどの様に決めるのでしょうか?

 

A. バレエのレッスンは、バーのゆっくりなテンポのエクササイズから始まり、センターではピルエット、ジャンプなどがあります。
大体のレッスンの流れは決まっているので、事前に先生と打ち合わせをする事は、普段はありません。常に心掛けていることは、テンポを忠実に守るという事です。先生を随時目で追いながら、ダンサーを見ながらテンポを確認し調節しています。

 

©Manabu Matsunsga

Q.バレエピアニストのある日の1日とは?

A. 平日は、午前にパリ・オペラ座、午後にパリ・コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽・舞踊学校)で伴奏をしています。
週末にパリ・オペラ座の公演がある時には、週末もクラスレッスンを伴奏しに行きます。
オペラガルニエ、オペラバスチーユの両方で公演がある時には、とても忙しくなります。

©Manabu Matsunsga

 

Q.バレエピアニストを目指そうと考えている方にメッセージを

 

A. バレエピアニスト限定というわけではなく、何かを極める時に、楽しいことも辛いことも起こり得ると思います。そういう時こそ、どれだけ好きかという事が大きな支えになります。
私の場合、音楽、ピアノ、バレエが好きというのが一番の原動力になっています。

 

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