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横浜バレエフェスティバル2022プレビュー
バレエの多様さ、観る楽しさを体感できる好機が今年もやって来る!

文:高橋森彦

 

今年も横浜バレエフェスティバルが近づいてきました。2015年の初回以来、2020年をのぞいて神奈川県民ホールの夏の風物詩として回を重ねてきました。第1回目から7年、今では夏に国内外で活躍する日本人ダンサーを中心としたガラ公演が増えていますが、そうした中で、しっかりと継続し、筋の通った活動を行い、多くの観客から支持されています。

 

横浜バレエフェスティバル最大の魅力は、「美・激・愛・動・静・寂」などの「バレエの様々な ”パワー”」を味わえるバラエティの豊かさにあるでしょう。若いダンサーからベテランまでのそれぞれの年齢や経験に由来する表現の違い。古典バレエの名作から最先端のコンテンポラリーダンスまで幅広い演目。これらを上手く配して魅せる構成が抜群です。

2021YOKOHAMAバレエフェスティバル @フォトクリエイト

毎回初めに若いダンサーが活躍する「フレッシャーズガラ」が披露されます。出演者オーディションで選抜された才能、ジュニアの逸材たちによるジュンヌバレエYOKOHAMAの踊りは生き生きとしていて、未来の息吹を感じます。2015年の初回に世界的なバレリーナへと飛翔した永久メイが出演し清新な印象を残しましたが、そのように常にフレッシュな若手を紹介しています。そして国内外で活躍するトップクラスの踊り手が力を示す「ワールドプレミアム」では、先に触れたように幅広い演目を存分に味わうことができます。

 

2021YOKOHAMAバレエフェスティバル @フォトクリエイト

オープニングとフィナーレも気が効いていて、公演全体を通して生まれる「バレエの様々な ”パワー”」から受ける印象は時々で異なります。毎回「今年はどのようなドラマが生まれるのだろうか…」とワクワクさせられます。ポリシーのある活動を続けた上で生じる化学反応の妙。これは、芸術監督の遠藤康行(元フランス国立マルセイユ・バレエ団ソリスト/振付家)、プロデューサーの吉田智大らが心を込めて制作・運営してきた結晶でしょう。

 

横浜バレエフェスティバル2022も興味深いラインナップです。

 

井関エレナ 松浦祐磨 2021YOKOHAMAバレエフェスティバル @フォトクリエイト

 

「フレッシャーズガラ」では、遠藤康行振付「スーブニール・ドゥ・チャイコフスキー」 「月の光」でジュンヌバレエYOKOHAMAが活躍します。また出演者オーディションで選ばれた3名が古典作品よりヴァリエーションを踊ります。井関エレナ(ベルリン国立バレエ団)と松浦祐磨(アメリカンバレエシアター/スタジオカンパニー)が踊る「グラン・パ・クラシック」では、踊り心あふれる2人のコンビネーションから目が離せません。

菅井円加 二山治雄  2021YOKOHAMAバレエフェスティバル @フォトクリエイト

 

ニ山治雄 2021YOKOHAMAバレエフェスティバル @フォトクリエイト

ワールドプレミアムは見応えのある舞台になりそう。ローザンヌ国際バレエコンクールの覇者同士で、その後さらなる飛躍を遂げている菅井円加と二山治雄の「エスメラルダ」よりグラン・パ・ド・ドゥは見逃せません。平田桃子と厚地康雄が踊る「眠れる森の美女」第2幕より目覚めのパ・ド・ドゥ、加瀬栞と厚地康雄が踊る「眠れる森の美女」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥは、英国仕込みの名手たちによる極上の踊りが楽しみです。

 

津川友利江 柳本雅寛 2021YOKOHAMAバレエフェスティバル  @フォトクリエイト

ネオクラシック、コンテンポラリー作品も面白そうです。小池ミモザによるネオクラシック作品(タイトル未定)は半端ないエネルギーを感じさせてくれるでしょう。柳本雅寛(ダンサー・振付家、+81主宰)と酒井大(バレエダンサー・ミュージカル俳優)によるコンテンポラリー作品(タイトル未定)は異種格闘技のようなおもしろさがありそうです。

海外の新進にもご注目を。クララ・ムーセーニュ(パリ・オペラ座バレエ団/コリフェ)は「くるみ割り人形」第2幕より金平糖の精のヴァリエーションを披露。アレクサンドル・カニャ(ベルリン国立バレエ団/ドゥミソリスト)は「白鳥の湖」第1幕よりヴァリエーション、ジョニー・マクミラン振付のコンテンポラリー作品(タイトル未定)を踊ります。

 

バレエの多様さ、バレエを観る楽しさを体感できる横浜バレエフェスティバルは、バレエを観るのが初めての方から習っている方、バレエ通の方々まで、観る人を選ばず親しめるまさに一大フェスティバル。今年も開幕が待ちきれません。

 

※演目・キャストは6月7日現在のものです。変更になる場合がございます。


【本公演】

2022年7月31日(日) 14:00開演(13:00開場)予定
会場:神奈川県民ホール 大ホール

バレエファンの方はもちろん、初めてバレエを観る方も楽しめる公演です。

◎出演ダンサー

ワールドプレミアム
厚地康雄:元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団/プリンシパル
アレクサンドル・カニャ:ベルリン国立バレエ団/ドゥミソリスト※追加出演が決定いたしました。
井関エレナ:ベルリン国立バレエ団
加瀬栞:イングリッシュ・ナショナル・バレエ/リードプリンシパル※追加出演が決定いたしました。
クララ・ムーセーニュ:パリ・オペラ座バレエ団/コリフェ
小池ミモザ:モナコ公国モンテカルロ・バレエ団/プリンシパル
酒井大:バレエダンサー・ミュージカル俳優※追加出演が決定いたしました。
菅井円加:ハンブルク・バレエ団/プリンシパル
二山治雄:元パリ・オペラ座バレエ団/契約団員
平田桃子:英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団/プリンシパル
松浦祐磨:ABT/スタジオカンパニー
柳本雅寛:+81    (50音順)

フレッシャーズ
吉川文菜:2022年出演者オーディション第1位・神奈川県民ホール賞/胡桃バレエスタジオ
佐藤菜摘:2022年出演者オーディション第2位/YARITAYUBALLETSTUDIO
斉藤真結花:2022年出演者オーディション第2位/ル・レーヴバレエスタジオ

ジュンヌバレエYOKOHAMA
遠藤ゆま:エンドウ・バレエ
三宮結: RBSバレエカンパニー
周藤百音:マユミキノウチバレエスタジオ
羽田万凜花:鈴木直敏・恵子バレエスクール
小林咲穂:RBSバレエカンパニー
國立桃菜フローラ:BALLET・LE・COUER
田中優歩:マユミキノウチバレエスタジオ
山下沙羅:RBSバレエカンパニー
市川由凛菜:2022出演者オーディション選出/吉原バレエ学園
加藤りこ:2022出演者オーディション選出/市ノ木瑠美子 Classic Ballet Studio

ダンサー詳細ページ 

作品紹介ページ 

※追加ダンサーが決定次第、順次発表いたします。
※作品は、決定次第発表いたします。
※出演予定者につきましては、本年夏の段階での海外からの入国制限措置の状況や
海外バレエ団の年間スケジュール変更等により変更や降板となる可能性もございます。
やむを得ない理由での出演予定者の変更や降板によるチケット払い戻し措置は御座いません。
予めご理解賜りますよう宜しくお願い致します。

**********

【前夜祭】
2022年7月30日(土) 18:00開演 (予定)
ダンサーと同じ舞台上から観覧するという、レアな公演『前夜祭』も大変ご高評いただいております。
※前夜祭の詳細は、決定次第発表いたします。

【チケット】

★一般販売:2022年2月9日(水)10:00~

≪全席指定≫
S席:12,000円/A席:10,000円/B席:6,000円/C席:4,000円
神奈川県民シートS席(神奈川県在住・在勤の方のみ購入可):9,000円
※神奈川県民シートは、チケットかながわのみで取り扱い(前売り販売のみ/窓口・電話)

チケットページ


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